QRコードリーダーによる業務効率化
平成27年2月23日から,登記識別情報の通知の際に,新たにQRコードが追加され、QRコードリーダーを持っていれば登記識別情報の入力がとても楽になりました。
登記識別情報のQRコードを読み取ると不動産の種別以外のデータはすべて入力されてミスもないため、QRコードのないタイプの識別情報が逆にとても面倒に感じてしまいます。
登記情報サービスの登記情報にも、QRコードが付き、それを利用した書面申請も開始したようです。
オンライン申請の場合には、登記情報のQRコードから物件入力もできるようになったので、とりあえず利用しています。ただ、土地の地目・床面積等は入力されないため、別途入力する必要はあります。
法務省のホームページでは、
バーコードリーダのインタフェースについて
バーコードリーダは,QRコード の読込みに対応し,USB-HID (USBキーボードインタフェース)のインタフェースを有し,読み込んだ情報はキーボード入力形式でPCに送信するものであることを前提とします。USB-HID以外のインタフェースを持つバーコードリーダとの動作を保証しておりません。
バーコードリーダの事前設定について
QRコードの読込みに使用するバーコードリーダには,サフィックス(ターミネータ)として,以下のいずれかを設定してください。
- 半角スペース
- Tab
- Enter
- CR(改行)
- LF(改行)
- CR+LF(改行)
- ETX(テキスト終了)
なお,サフィックス(ターミネータ)を設定する方法に関しましては,ご利用のバーコードリーダのマニュアルをご確認ください。
※ サフィックス(ターミネータ)とは,バーコードリーダが読み込んだ文字列データの末尾に付与する情報を指します。
との説明が書いてあるのですが、具体的な対応機種が記載されていないため、どの機種を購入すればいいか躊躇していました。
アマゾンで、5000円程のQRコードリーダーのレビューに「識別情報を読み取った」との記載があったため、同じものを試しに購入してみましたが、全く問題なく使用できました。
予想外に便利であったため、2台目も購入しましたが、2台とも問題なく使用できています。
業務の効率化にはとてもいい買い物でした。
ちなみに、返信用レターパックの番号もQRコードリーダーで読みとれるので、郵便物の管理にも使用しています。